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国際エイズ会議
Photo Credit: UNESCO

先月、カナダのトロントで国際エイズ会議が開催されました。世界各国から
二万に以上の参加者を集め、「Time to Deliver」のテーマのもと、女性問題をはじめ、
エイズに関する様々な問題が話し合われました。

他の国際会議と同様、本会議でもビル・クリントン、ビル・ゲーツなど著名人
によるスピーチが多くあったようですが、ある参加者に言わせると、一番盛り上がった
のは閉会式における、国連アフリカエイズ問題特使、スティーブン・ルイス氏による
スピーチだったそうです。

「Abstinenceアプローチのみに頼ったプログラムは役に立たない。」、「男性の
割礼はエイズ対策として考慮されるべき」、「予防手段として殺菌剤 (microbicide)
の開発はさらに進められるべき」、「エイズの母子感染はトップ・プライオリティー
として取り上げられるべき」、などなど、スピーチのメッセージはいたってシンプルなも
のですが、南アフリカ、アメリカなどの政府を公然と批判するスタンスが、会議の参加者のグループに受けたようです。

対照的だったのはWHO事務局代理のスピーチだったような気がいたします。
「Money, medicine, motivated health workforce」の三つの「M」を今後の国際エイズ
対策のプライオリティーとして挙げていましたが、歯切れの悪いスピーチが大切なメッセージを伝わりにくくしていたような印象を受けました。

国連によると、世界のエイズ対策に必要とされる金額は、年間150から180億ドルだそうです。エイズの活動グループや人権団体からしばしば批判されるアメリカ政府は年間
30億ドル弱を世界のエイズ対策に当てているそうです。ちなみに日本の貢献(JICA)
は15億円程度だそうです。お金がすべてではありませんが、あまりに小さい日本の
数字には驚かされますね。 

エイズ会議閉会式はこちらのサイトからご覧になれます。

(注)本文は、ワシントンDC開発フォーラムのメールマガジンDev-Info 8月22日号に掲載されたコラムを修正したものです。
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